HOME

ACTIVITY
ARG
Theゲームナイト
イベント

SHOP
ご購入方法
カタログ
ご注文

SUPPORT
ボードゲームとは
Q&A

About us
プライバシーポリシー
募集
リンク
お問い合わせ

Theゲームナイト
TheゲームナイトBS日テレ 『Theゲームナイト』
毎週土曜日23時~23時30分放送!



放送局:BS日テレ
番組名:Theゲームナイト
放送日時:2008年4月12日(土)放送スタート
     毎週土曜日 23時~23時30分
     レギュラー番組、翌週に再放送あり
企画:オフィス新大陸
制作:ウイッシュカンパニー
ボードゲームは、ヨーロッパやアメリカなどでは、
大人たちが仲間や家族と楽しいひと時を過ごす、
至高のエンターテインメントとして、また文化として、
社会に根付いています。
この『Theゲームナイト』は、毎週多彩なゲストを迎えて、
ボードゲームの魅力をお届けする、
知的エンターテインメントです。
熱い駆け引きや、シャレたトークハッタリ笑い小さな奇跡などが巻き起こる、
文字通りのゲーム・ショウをお楽しみください!

放送スケジュール
第1回(2008年4月12日、19日) 『キャッシュ&ガンズ』
第2回(2008年4月26日、5月3日)『マンハッタン』
第3回(2008年5月10日、17日)『ラミィキューブ』
第4回(2008年5月24日、31日)『ピラニアペドロ』
第5回(2008年6月7日、14日)『スコットランドヤード』
第6回(2008年6月21日、28日)『シンシナティ』
第7回(2008年7月5日、12日)『アベ・カエサル』
第8回(2008年7月19日、26日)『ピーナッツ!前編』
第9回(2008年8月2日、9日)『ピーナッツ!後編』
第10回(2008年8月16日、23日)『人生ゲーム』
第11回(2008年8月30日、9月6日)『ラッツィア』
第12回(2008年9月13日、20日)『ズライカ』
第13回(2008年9月27日、10月4日)『ケルティス』



#13『ケルティス』
第13回(2008年9月27日、10月4日)『ケルティス』
<出演者>いとうせいこう / 水戸華之介 / 加藤理恵 / バカリズム升野


<ゲーム紹介>
「無冠の帝王」のドイツ年間ゲーム大賞初受賞作品!
ゲームバランスは石より硬い!?


『ケルティス』の紹介は、その作者あるゲームデザイナー、
ライナー・クニツィア(Reiner Knizia)を抜きには語れません。
クニツィアは数多くのボードゲームを作っただけでなく、
ヒット作も多く生みだしています。
数学の博士号をもつクニツィアは、どのゲームにおいても
数の組み合わせや確率を絶妙なバランスで調整しており、
プレイヤーは常に相反する選択肢の決定に悩まされます。

今回ご紹介する『ケルティス』にも、
そのジレンマは取り入れてあります。

ゲームの流れはいたってシンプル。
ゲームボードには、5つのコースがあり、それに対応する5色の数字カードがあります。
(0~10までの数字が2枚ずつ、各20枚×5色)
手番プレイヤーは手札からカードを1枚選び、自分の前に色別に列にして並べ、
出したカードと同じ色のコースのコマを1マス進めます。
ここでのカードの並べ方が第1のジレンマポイント
各色の数字の並びは、直前に出したカードと同じ数字か、
もしくは全体が「昇順」か「降順」となるようにしか置けないのです。
一度「昇順」「降順」のパターンを決めてしまったら、その後は変更不可!
自分の手札や、既に他プレイヤーの前に並べられているカードと相談しながら、
どのカードを出すかを選択する、マネージメント・センスが試されます。

コースのそれぞれのマスには得点が振り分けられています。
・スタート地点は0点。
・最初の3マス目まではマイナス点。
・4マス目からプラス点に転じ、最後のマスは最高の10点。
・6~10マス目はゴールゾーン。このゾーンに、全体で5つのコマが入ったらゲーム終了。


ここが第2のジレンマポイント
コースへと出したコマはできるだけ早く、
マイナス点のマスから抜け出す必要があります。
自分のコマが複数コースに出ている場合には、
どのコマを動かすべきかが判断を迷うところです。

また、コース上には3種類の特殊タイルが配置されています。
・数字タイル:止まった時に数字分の得点を獲得できる。
・クローバータイル:追加で好きなコマを1マス進められる。
・希望の石タイル:ゲーム終了時に得点を増減させるタイル。
          (2個以上集めるとボーナス点、1個以下ならマイナス点。)

これらのタイルを上手く活用できるかも、得点に大きく影響してきます。

こうして、ゲーム終了時に、各自のコマがいるマスの得点とボーナス得点を合計して、
最も得点の大きいプレイヤーが勝利します。

クニツィア作品のファンの間で、通称「クニツィア・ジレンマ」と称される究極の選択。
数字カードの妙に加え、ジレンマとそこから開放された時の快感のバランスも見事です。

これまで多くの名作を世に送り出し、数々の賞に恵まれていながら、
「ドイツ年間ゲーム大賞」だけは縁のなかったクニツィア。
しかし、この『ケルティス』で2008年度の「ドイツ年間ゲーム大賞」を受賞しました!

ドイツが誇るボードゲーム文化の中でも、最高の栄誉の1つと言われる
「ドイツ年間ゲーム大賞」の最新作!
番組では、その魅力を余すことなくお伝えします!!

<番組の見どころ>
ライバルよりも深く遠く、思考力を研ぎ澄ませ!

今回の見どころは、
クニツィア作品ならではの
ジレンマに悩まされながらも、
活路を見出そうと思考を巡らす、
彼らの奮闘ぶりに尽きます!

ゲーム紹介でも書いたような、
単純ながらも厳しい「ルールの縛り」に、
プレイヤーは常に選択を迫られます
数字カードがスムーズにつながれば楽ですが、
そんなことはほとんどありません。

タイルを得るために、無理を承知で先へ進めるプレイヤー。
マイナス点を避けるために進めるコースの数を絞ろうと、できるだけ我慢をするプレイヤー。
覚悟を決めて、前の数字とかけ離れた数字カードを出したものの、
後にその中間のカードが来て、激しく後悔するプレイヤー。
彼らがどのような選択をするか、一緒に考えながら、悪戦苦闘ぶりを楽しんでください。

今回はいままで以上に、プレイヤー同士の競り合いも熱くなっています。
カードのマネージメント・センスに加え、得点差、相手の狙い、ゲームの終了タイミングなど、
各プレイヤーの判断力が試された、白熱のゲーム展開にも注目してください。

もちろん、これまでのどんなゲームでも、最高の盛り上がりをみせてくれた方々。
ただ難しい顔をしてゲームを進めていくわけがありません!
いつにも増して、トーク、そしてドラマの部分でも、見どころ満載です。

4人のプレイヤーはどのような戦略を秘めているのか、
そして、今年度最高の栄誉に輝いた『ケルティス』で勝利するのは誰なのか!?

結果は番組にて!!





#12『ズライカ』
第12回(2008年9月13日、20日)『ズライカ』
<出演者>いとうせいこう / 加藤理恵 / 青柳昌行 / バカリズム升野


<ゲーム紹介>
王の召し使いにご用心! 花婿の座を勝ち取るためには運も必要!?

『ズライカ』は、アラビア世界の雰囲気たっぷりのゲームボードと
絨毯を使った、「絨毯陣取り」ともいえるゲームです。
ゲームタイトルでもある「ズライカ」とは、
アラビア世界の王様の娘の名前です。
結婚を夢見る彼女に相応しい花婿を探し出すため、
王様は忠実なる召し使い「オマール」を絨毯市場へと
遣わしました。
王様の娘に相応しい花婿の条件は、
広大な領地(陣地)と富をもっていること!
プレイヤーは花婿候補となり、絨毯を敷くことで陣地を拡大し、
また、お金を奪い合います。
ゲームの最後に、陣地とお金の合計が
最も大きいプレイヤーの勝利となります。

ゲームの流れは非常にシンプルで、手番プレイヤーは次のように進めていきます。
・オマール・コマの向きを、そのままか、左右どちらかへ90度回転させる。
・ダイスを振る。
・ダイスの出目の数だけ、オマールを直進させる。
・オマールが他のプレイヤーの絨毯の上で止まった場合、手番プレイヤーは、
 オマールが踏んだ絨毯と同じ柄で連続している絨毯のマスの数のぶんだけ、
 その柄の絨毯の持ち主へお金を支払う。
・手番プレイヤーの絨毯を1枚、オマールに隣接したマスへ敷く。
 他の柄の絨毯の上に重ねることもできる。
 (ただし、他の人の1枚の絨毯をまるまる覆い隠すように重ねることはできない。)


このゲームを盛り上げるのは、
まずはオマールの移動にあります。
手番プレイヤーは、他のプレイヤーの絨毯を踏まないように
オマールを動かしたいところです。
どちらの方向へ進めるのが、一番リスクが少ないか?
プレイヤーの判断が問われます。
しかし、そんな考えをあざ笑うかのごとく、
ダイスの出目は非情にも、まるで狙っているかのように、
手番プレイヤーにとって嬉しくない場所へと
オマールを進めてしまいます。
そんなダイスの出目に一喜一憂するのも、おもしろさの1つです。

そして、このゲームの最大のポイントは、絨毯の敷き方にあります。
絨毯を敷く際には、お互いの陣地の広さを気にするだけでなく、
先々の流れを読んだ敷き方が重要になります。
他のプレイヤーが、自分の絨毯の上で止まりやすいように、
また、せっかく敷いた絨毯が、他のプレイヤーの絨毯で隠されてしまわないように、
戦略を練り上げていくことも、このゲームの醍醐味です。

プレイヤーの手元からすべての絨毯がなくなった時点で、ゲーム終了です。
プレイヤーは、ボード上に見える自分の絨毯が占めているマスの数とお金の数を合計します。
その合計点が最も高いプレイヤーが、ゲームに勝利します。

プレイヤー自身によって並べられた絨毯が不思議な、それでいて見事な模様を描き出します。
ゲーム終了時にも、このようなちょっとした楽しみが待っているのも、
このゲームの魅力のひとつといえるでしょう。

シンプルなシステムながら、「陣取り」という目に見えてわかりやすい勝負と
和やかなユーモア感覚とを融合させることに成功した、美しくも楽しい陣取りゲームです。
さすがは2008年ドイツ年間ゲーム大賞のノミネート作品。
惜しくも大賞は逃しましたが、その名に恥じない素晴らしい内容です。

<番組の見どころ>
隠されたら、隠し返す? 4種類の絨毯が織り成す一大模様にご注目!!

今回の見どころは、
絨毯の重ね合いが引き起こす、
様々なドラマにあります!

ゲームボードはそれほど広くありません。
そのため、絨毯を敷く際には、
必ずと言っていいほど、
どの絨毯を隠すかの選択を迫られます。
以前に隠された仕返しをするプレイヤーもいれば、
ゲームの大局をみて、トップ目の陣地を
少しでも減らそうとするプレイヤーもいるでしょう。

しかし、冷静に分析しているように見えても、いざ絨毯を敷く瞬間には意地や感情が勝ってしまうもの。
それも、このゲームのおもしろさです!

絨毯の1枚1枚に込められた思惑の絡み合いを制し、ズライカの花婿となるのは誰なのか!?
2008年ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた『ズライカ』。
番組では、そのゲーム性と魅力を、余すことなくお伝えします!

放送をお楽しみに!





#10『ラッツィア』
第11回(2008年8月30日、9月6日)『ラッツィア』
<出演者>いとうせいこう / 水戸華之介 / 奥田ワレタ / 青柳昌行 / バカリズム升野


<ゲーム紹介>
地下カジノでのギャンブル! 警察も利用して現ナマを手に入れろ!!

1920年代後半──
禁酒法が施行されたアメリカでは、
お店でお酒を買って飲むことは重罪とされていました。
違反者には罰金や禁固刑といった重罰が課せられましたが、
それでも隠れて飲酒をする人は多く、地下バーや
地下カジノはギャングが仕切るようになっていきました。
ギャングはここで儲けたお金を元に、
警察や裁判官をも買収するようになったといわれています。

この『ラッツィア』は、
そういった禁酒法時代のアメリカの地下カジノが舞台です。
プレイヤーはギャンブラーとしてお金を稼いだり、
あるいは買収した警察官をカジノの手入れへと向かわせて、
そこのお金を奪い取ることができます。
最終的に、稼いだお金が多いプレイヤーの勝利です。

プレイヤーは、ゲーム開始時に6枚のカードを受け取ります。
カードの種類にはギャンブラーカード警官カードがあります。
ギャンブラーカードにはお酒とギャンブルを楽しんでいる人物が描かれており、
警官カードには警察官が描かれています。
カードは5種類に色分けされていて、カジノも同じ5色に分かれています。

カードを出す場には5つの地下カジノがあります。
各ラウンド、賞金であるマネーチップをランダムにカジノへ1枚ずつ置きます。
親は、もう1枚のマネーチップを好きなカジノへと置くことができます。
プレイヤーは自分が狙うマネーチップを決めたら、
そのマネーチップが置いてあるカジノの色に対応した
ギャンブラーカードもしくは警官カードを1枚、裏向きのまま場に出します。
全員がカードを置いた後、カードを一斉に表向きにします。

マネーチップの配分は、次のように決めます。
・ギャンブラーが1人だけの場合:
 マネーチップはそのプレイヤーの総取り!
・警官が1人だけの場合:
 空振り! 次のラウンドへ持ち越されます。
・ギャンブラー同士か警官同士がバッティングした場合:
 カードに記されたダイス目の数字が最も大きいプレイヤーが仕切り役となり、
 マネーチップの配分を談合して決めます!

談合では、プレイヤー同士が納得できるように話し合う必要があります。
ただし、マネーチップを両替することはできません。
このゲームの勝利条件は「マネーを最も多く稼ぐこと」。談合はなかなかまとまってくれません。
談合がまとまらない場合は、プレイヤー同士のダイス勝負となります。
ダイス勝負では、各プレイヤーはダイスを1回だけ振り、
出目と自分のカードに記されている数字を足します。
この合計数値の最も大きいプレイヤーが勝者となり、
そのカジノに出ていたマネーチップをすべて入手できます。
合計数値が等しい場合は、カードの数字が小さいプレイヤーの勝利となります。

すべてのカジノでマネーチップの配分が終わったらラウンドが終了したこととなり、
場に出したカードは捨て札となります。
プレイヤーは手札を補充し、親は新たなマネーチップをカジノへと出します。

ゲームはこうして進んでいき、マネーチップの山がすべてなくなったラウンドで、ゲーム終了となります。
最終的に、所持金の最も多いプレイヤーの勝利となります。

禁酒法時代の隠れ地下カジノという舞台の雰囲気を見事に再現しており、
ギャンブラー同士の駆け引きや警官の手入れなど、
カード運以外の要素によってゲームの流れが大きく左右されていきます。
非常にシンプルながら、最後までプレイヤーを悩ませ続け、談合で盛り上がることのできる、
優れたバッティングゲームです。

<番組の見どころ>
大当たりか!? 警察の手入れか!?
待っているだけでは巨額の富を逃してしまう!!


今回の見どころは、なんといっても
談合での駆け引きでしょう!

単なる話し合いでの決着ではなく、
自分が場に出したカードの強さ・弱さと、
ダイス勝負へもつれこんだ場合の勝算、
マネーチップの配分
など、
さまざまな要素を踏まえて挑むのが、
このゲームの談合です。
勝率が五分五分であるにもかかわらず
強気で談合をまとめようとするシーンもあれば、
勝ち目がないためにダイス勝負へもちこませないよう早々にまとめようとするシーンもあります。
シリアスな交渉の中にも楽しさが入り混じったトーク
それが、このゲームの特長である談合です!

もちろん、その談合にいたる前にも、まだまだ見どころがあります。
親が追加でマネーチップをどこに置くのか──。
単に自分の手札にとって有利な地下カジノを選ぶだけではありません。
あえて別の地下カジノへ置き、他のプレイヤーをそこへ誘導するといった高度な仕掛けも可能です。
各プレイヤーの狙いはどこなのか? 裏の裏まで読みあうこのシーンにもご注目ください!

今回は新たなプレイヤーとして、水戸華之介さんが参戦!
元アンジーのボーカリストである同氏の、
深いゲーム経験に裏打ちされた談合の進め方にも注目です!

禁酒法時代のアメリカの地下カジノを舞台にしたギャンブル&手入れを、
巧みに制するのは誰なのか!?

放送にご期待ください!!





#10『人生ゲーム』
第10回(2008年8月16日、23日)『人生ゲーム』
<出演者>いとうせいこう / バカリズム升野 / みうらじゅん / 奥田ワレタ
       / 双六屋カゲゾウ(オフィス新大陸)


<ゲーム紹介>
誰もが知っている定番中の定番ゲームが登場!

このゲームに限っては、もうルールの説明は不要でしょう。
日本で最初に発売されてから、
40年もの長きにわたって遊ばれ続けている『人生ゲーム』。
本作は、その40周年を飾る6代目です
(『人生ゲーム』には様々なバージョンがありますが、
本作はいわゆるスタンダード版としての6作目です)。
ルーレットを回してゴールへ向かって進むという、
すごろくタイプのゲーム。
誰よりも多くのお金を稼いで、億万長者になることを目指します。
途中途中、止まったマスに書かれた指示に従って、
お金を手に入れたり、逆に払わされたり……。
結婚や出産といった大きな出来事から、
「お金を落とす」、「生命保険が満期になる」といった
リアルな出来事まで、ボード上に散りばめられた
人生を演出する多彩なイベントこそ、
このゲーム最大の魅力といっていいでしょう。

40年の間に、その時々の世相が反映されてきたことも『人生ゲーム』の特徴。
本作では、「ブログが人気になる」といった今風のマスがあったり、
少子化や格差社会をなんとなく感じさせられたりするような気がします。

それでも、ゲームは昔どおりの安定感で、誰でも楽しめます。
家やお宝カード、株を購入してお金を増やしていったり、
生命保険や火災保険などの証券類で人生プランを設計したり……。
スタート直後に、専門職コースとビジネスマンコースに分かれるのも、昔どおり。
でも、その職業にパティシエが入っていたり、やっぱり世相や時代が映し出されています。
その職業に関して、本作には大きなギミックが設けられています。
ボード中盤のランクアップゾーンで、別の職業に転職したり、
現在の職業をランクアップさせることができるのです。
このゾーンでは、給料を一気に増やせる可能性が!
仮にフリーターとしてゲームを始めても、ここから逆転を狙うことも可能です。
また、その先に待ち構えているのは、ギャンブルゾーン
ここではナント最大50万ドルまで稼げる大チャンスあり!
そしてボード最終盤では、どのマスも出入りする金額がグーンをアップして、
最後まで誰が1位になるか読み切れません。

1968年の初代発売から現在に至るまで、
様々に変化しながら世代を問わずに遊び継がれてきた名シリーズを、
プレイヤーたちはどんな風に楽しむでしょうか?

<番組の見どころ>
5人がたどる5つの人生ドラマとは?

『人生ゲーム』は誰が遊んでも、
平坦な展開に終わることはないでしょう。
お金の出入りに一喜一憂したり、それぞれの
マスの出来事にトークを弾ませたり……。
今回の5人のプレイヤーたちも、
時に自分の人生に重ね合わせたり、
逆にリアルでは経験できなかった
人生を歩もうとしたり、
“5人それぞれの人生ドラマ”を描いていきます。
特にどアタマから、あるプレイヤーの身の上に
トンデモないドラマが巻き起こるので、
ぜひ見逃がしなく! 
 
どんなゲームでも、トークはそのゲームの楽しさを倍増させてくれる最高の味付けですが、
『人生ゲーム』はもともとマスの内容を読み上げたり、それに絡めたトークが生まれやすいゲームです。
そして! 今回のプレイヤーはいとうせいこうさんみうらじゅんさんの名コンビに、
お笑いのバカリズム升野さん、初登場の女優・奥田ワレタさんというメンツ。
これでトークが盛り上がらないはずがありません!
アッ? 1人忘れていました。オフィス新大陸双六屋カゲゾウ
このゲームに参戦……しかしまあ彼が、こと“トーク”において活躍できるか否かは、
過去2度の出演をご覧のみなさんには想像できますね(笑)。

ともあれ、4人を中心に展開されるトークの応酬も、今回の楽しみです。
せいこうさんとみうらさんの丁々発止のかけ合い、
その2人に負けじと迫る升野さん、
独特な雰囲気をかもし出す奥田さん、そして銀行役として、
プレイヤーでありながら黒子に徹したかのようなカゲゾウ。
5人はどんなドラマを生み出し、たどり、
そして人生の最後を飾るのか?

放送をお楽しみに!





#8『ピーナッツ!』
第9回(2008年8月2日、9日)『ピーナッツ!後編』
<出演者>いとうせいこう / 中里真美 / 鈴木銀一郎 / 青柳昌行 / バカリズム升野


<ゲーム紹介>
攻め時と退き時、その見極めが明暗を分けるマネーゲームの傑作!

ゲームボード上をぐるぐる回りながら、
ライバルからお金を巻き上げていく熾烈なマネーゲーム、
それがこの『ピーナッツ!』です。
勝利条件は、
・真っ先に5つのマスを購入すること。
プレイヤーはこれを目指しながら、
ゲームボードを何周も何周も回り続けます。

ボードには100~2400の金額が書かれたマス
順不同に配置されていて、プレイヤーは手番にダイスを振り、
出目の分だけコマを進ませます。ユニークなのは、
自分が「ここで止まる!」とマスを確定させるまで、
何度でもダイスを振って移動し続けられることでしょう。
ただし! ダイスを振るにはお金が必要。
何度ダイスを振って進もうとも、それぞれ一旦マスに止まり、
書かれた金額を支払わなければならないのです。
・止まったマスに所有者がいる場合:そのプレイヤーに支払う。
・止まったマスに所有者がいない場合:銀行に支払う。


プレイヤーの最初の所持金は、たった9700ピーナッツ(ピーナッツはこのゲームのお金の単位)。
お金の使い方をよーく考えないと、あっという間に破産!なので、
お金を張ってでも先に進むべきか? 適度な金額のマスで妥協して浪費を避けるか?
その見極めが重要です。

ダイスの振り方は以下の3種類。
・黒ダイスを1個:出目1~3
・白ダイスを1個:出目0~5
・白ダイスを2個:出目00~10

これらのいずれかを選択して振り、コマを進めます。
自分の手番中にダイスの振り方を変えるのも自由です。
例えば近いマスに止まりたい時には黒ダイス、
遠くまで進みたいなら、白ダイスを2個というように。

こうして全員がコマを進め、止まってマスを確定させたらラウンドが終了。
そのラウンドで最も金額の高いマスに止まったプレイヤーに対して、
他の人は全員、自分のいるマスとの差額を支払います。
例えばラウンドのトップが2400のマスで確定させていて(コマを入れていて)、
自分が100のマスにいたなら、ナント2300ピーナッツも支払わなければならなくなります。
さらに各ラウンドの勝者は、任意のマスを1つ購入できます。
勝利条件は5つのマスを購入することなので、ラウンドトップを獲ることは勝利に不可欠です。
だからこそ、どのプレイヤーも、手持ちのお金を費やしてでも、
より金額の高いマスを目指して進もうとするワケです。
こうしてゲームが進むにつれて、ボード上のマスがプレイヤーたちに購入されていくため、
序盤は銀行に支払っていたお金が、中盤以降は直接ライバルのインカムに変わっていきます。
ただし、ライバルのマスからさらにダイスを振り続けなければ、支払いは不要。
「ライバルに払うくらいなら、ここで確定させよう」という戦術も出てくるのです。

このゲームを盛り上げるのは、お金のやり取りとダイスの運だけではありません。
いくつかのギミックが、さらに展開をアツくしてくれます。
その1つが、ライバルの押し出しでしょう。
すでに誰かのコマが入って確定されているマスに、
後から別のコマが入った時、相手を押し出すことができるのです。
例えば2400のマスに止まって安心しているプレイヤーがいても、
後から別のコマがぴったり同じマスに止まれば、押し出して入れ替わることができます。
ダイスの目によっては、マスの確定者が目まぐるしく入れ替わることでしょう。
これがこのゲームの醍醐味! と言っても過言ではありません。
また、白ダイスに0があることもニクい味付けです。
手番に白ダイスを振って0を出すと、今いるマスに入り直すか、また振り直すかを選べます。
先ほどの例で自分が2400のマスから押し出された時、
白ダイスで0を出せばそのマスに入り直せるワケです。
さらに、白ダイスの0はお金の支払いにも関係します。
コマを進める時、通常は振るたびに止まったマスの金額を支払いますが、
0がらみで進む時にはタダでOK。
近くのマスに行きたいけれど、途中にライバルが購入済みのマスが多いような時は、
あえて(オーバーすることも覚悟して)白ダイスを2個振って、0がらみを狙う戦術も考えられます。

こうしたルールを巧みに利用しつつ、狙うのは高額のマス!
中でも2000以上の高額マスは、誰もが止まりたいと思うもの。
ですから、その前後のマスを購入してワナを張ったり、
あえて高額マスを買って倍付けを狙ったり(ラウンドトップを自分のマスで取ると、
差額を倍付けでもらえます)と、マスの買い方でも戦い方が変わっていきます。

いずれにしても、「より高いマスを目指して!」ついお金を払いすぎたり、
ボードを回り続けてしまうことは、このゲームではよく起きることです。
そして、それがこのゲームの楽しみ方であり、恐ろしいところでもあります!

収支のバランスや勝負どころの見極め、いかに冷静を保つことができるか?
それがこのゲームに勝つためのカギですが、
ダイスとお金がかかると、人間、アツくなってしまうものです。
さて、今回のプレイヤーたちはどんな展開を見せてくれるでしょうか?

<番組の見どころ>
獲られたら獲り返す! それが大人のガチ・ゲームだ!!

今回の見どころは、なんといっても
プレイヤーたちの逆襲に次ぐ逆襲に尽きます!
前述の通り、この『ピーナッツ!』は
お金の奪い合いやコマの押し出しが激しいゲーム。
大のオトナたちが、我を忘れて(時には勝敗すら
度外視して)、報復合戦を繰り広げているのが
見ものでしょう。冷静であれば、
自分をやり込めた相手に仕返しするよりも、
もっと勝利に近づける手があるはずなのに、
それを無視して「やられたらやり返す!」に
没頭する様は、抱腹絶倒です!
ドツボにハマってお金をつぎ込み続けた挙げ句、ボードを1周して元いたマスに戻ってきてしまったり、
ライバルがワナを張るマスにぴったり止まってしまったりと、
とにかく見どころの多い展開になっています。乞うご期待!

もちろん、“小さな奇跡製造器”ことダイスを使ったゲームですから、
随所に出目の見せ場も生まれています。ここぞ!という時に狙った目を出す人、
逆に大一番で(しかも比較的出やすい確率の)目を振り切れない人、
あり得ない出目を連発する人などなど、今回は一瞬たりとも目が離せませんよ~。

お金のやり取りとダイスに我を忘れて、オトナたちがガチンコで勝負を繰り広げる。
それを端から見ることほど、楽しいことはないんじゃないでしょうか?
プレイヤーたちもそれは同じで、みなさんもう、ゲームを楽しむこと楽しむこと!
30分番組なのにナント、収録は3時間近くに及ぶ、過去最長となりました。

そこでこのゲームは、番組史上初、前・後編に分けてのOAとなります。
後編から見ても楽しめるでしょうが、もちろん合わせて見れば楽しさ倍増!
しかも、大どんでん返しあり、奇跡ありで、前編と後編でゲーム展開がガラリと変わります。
見る者の想像を超える、非常にドラマチックなフィニッシュになりました。
ぜひ、前編・後編合わせてご覧ください!





#7『アベ・カエサル』
第7回(2008年7月5日、12日) 『アベ・カエサル』
<出演者>いとうせいこう / 中里真美 / 鈴木銀一郎 / 宮野洋美 / バカリズム升野


<ゲーム紹介>
皇帝の面前で繰り広げられる、駆け引きたっぷりの戦車レース!

『アベ・カエサル』は古代ローマの戦車レースがテーマ。
プレイヤーはチャリオット(騎馬戦車)の乗り手となって、
誰よりも早くコースを3周すれば勝ち、
というとてもシンプルなゲームです。このチャリオット、
映画『ベン・ハー』などでご存知の方も多いでしょう。

プレイヤーはそれぞれ自分のカードの山札を持って、
ゲームスタート。カードには1~6までの数字があり、
山札はどれも同じ構成になっています。
手番には、3枚の手札からカードを1枚出してコマを進め、
その後、1枚を補充。ルールはたったこれだけです。

でも、こんなにシンプルなルールながら、
このゲームを遊ぶと誰もが駆け引きの奥深さに驚嘆させられます。
その駆け引きを生み出すヒミツの1つが、コマの動かし方にあるのです。
・出したカードの数字分だけ、必ず移動する。
・他のコマはとび越せない。
・横や後ろには動けない。
・ナナメ前方には移動できる。


このコマの動きと、ゲームボードのコース・レイアウトが
巧みに絡み合って、プレイヤーを悩ませます。
コースは、スタート/ゴール付近こそ複数のレーンがありますが、
それ以外の部分ではほとんど2レーンしかなく、
さらに1レーンしかない、いわゆる“ボトルネック”の箇所も
ところどころにあるのです。
ここでもう一度、前記のコマの動かし方を参照してください。
例えば2レーンしかない場所で、
どちらとも他のコマにふさがれていたら、
それらをとび越えて移動することはできないのです。
仮に前方の敵のコマとの間に3マスあったとして、手札に3以下のカードがある場合には、
必ずコマを進めます(手番に使えるカードがある時は、必ず進まなければなりません)。
でも、4以上のカードしかなければ、その手番は1回休みになってしまうのです。
ボトルネックの場所は1レーン分しかなく、つまり1つのコマしか入ることができないため、
ここを押さえると後続のプレイヤーを妨害できる、という仕組みです。

また、コース・レイアウトは実に巧みに設計されていて、
インコースのマスの数は少なく、アウトコースは多くなっています。
インコースをライバルに取られたら、やむなくアウトコースを走るしかないのですが、
カードのバランスはギリギリに設定されています。
あまりアウトばかり走っていると、騎馬が息切れしてゴールできない、なんてことも起こり得ます。
 
「じゃあ、運よく大きな数字ばかり手札に持っているプレイヤーが有利?」と思いきや、
そうでもないのがこのゲームのニクイところ。
先頭のチャリオットは、最大の数字である「6」を出すことができません。
仮に先頭車が同率で複数いる時は、そのすべてが「6」を出せなくなります。
この縛りによって、後続も差を縮めやすくなっていて、何度遊んでも、
レースが常に混戦するようになっているのです。
また、ライバルのコース取りや位置関係を見ながら、ナナメ移動を駆使してインを押さえれば、
手札に恵まれなくてもトップ争いに加われます。後続がいる時には、
積極的にボトルネックのマスに入って妨害することも、このゲームのセオリーといえるでしょう。

そして、このレースを最も盛り上げるもう1つのシカケ。それが、「皇帝カエサルへの謁見」です。
プレイヤーは1,2周目のいずれかに、スタート付近の側道に入って、「アベ・カエサル(皇帝万歳!)」
と叫んで賛辞を贈らなければなりません(その証しに、メダルを捧げます)。
この謁見の義務を忘れると「不敬罪として処罰される」とルールにあります。
古代ローマ時代の不敬罪……想像するだに恐ろしくなってきます。
この謁見のための側道は1レーン分しかないので、レース展開を大混乱させるシカケになるのです。
さらに厳密に書けば、最終カーブであえてアウトに出ていなければ、
ナナメ移動をしても側道に入れない設計になっています。
走りを計算して、万端、皇帝に謁見しようとしても……
ライバルがわざと側道をゆっくり走って邪魔をしたり、
謁見を次のラップに回して大急ぎで2周目を駆け抜けるプレイヤーが出てきたりと、
レースは一気にヒートアップ!

というように、実にあっさりとしたルールながら、このゲームは移動の縛りや巧みなコース・レイアウト、
そして皇帝への謁見というシカケによって、奥深い駆け引きが楽しめるデザインになっています。
緊迫したレース展開を、みなさんも満喫してください。

<番組の見どころ>
肉を切らせて骨を断つ!? 抜きつ抜かれつの激しいバトルの行方は!?

今回の見どころはなんといっても、
レースゲームならではの「ライン取りの攻防」です!
ただ先を急ぐだけでは、
このレースで勝利することはできません。
「先頭は6のカードを出せない」という
縛りがあるので、二手先、三手先の状況を読む
采配が求められるのです。
実際、あえてトップを他者に譲って、
後から6で抜き返す、
という高等戦術を見せてくれたプレイヤーがいます。
ぜひ放送をご覧になってください!

「熱くなりすぎてしまうと負ける」。
どんなゲームにもいえることですが、『アベ・カエサル』もまさにそんなゲームです。
将棋や囲碁と同じく簡素なルールなだけに、「どこで勝負に出るか?」の見極めが大切。
さて今回、つい熱くなりすぎて“シカケどころ”を見失ってしまうプレイヤーがいたのでしょうか?

ゲーム界の最長老で、“仙人”の愛称でも親しまれる
ゲームデザイナー・鈴木銀一郎さんの参戦も見逃がせません。
緻密なウォーゲームから手軽なボードゲームまで、多数のゲームの作り手として知られ、
また作家として小説も手がける鈴木先生のレース展開とは? 仙人の妙手にもぜひご注目ください。

古代ローマのサーカス・マキシマム(闘技場)を舞台にした、
激しいチャリオット・レースを制するのは誰か!?

放送をお楽しみに!






#6『シンシナティ』
第6回(2008年6月21日、28日) 『シンシナティ』
<出演者>いとうせいこう / 犬山イヌコ / ロバート・ハリス / 山田五郎
       / 青柳昌行 / 坂本犬之介(ゲーム・ディーラー)


<ゲーム紹介>
手に汗握る緊張感! ギャンブラーは確率さえも超える!?

このゲームは、ダイス・ロールの醍醐味と、
カジノの雰囲気の両方を味わえる傑作です。
プレイヤーが最初に手にするのは5個のダイスと
革製のダイスカップ、そして、重量感のある3枚のチップです。
プレイヤーは3種類のテーブルでダイスを振り合って
勝負を行ない、終了時に最も高額の賞金カードを稼いだ
プレイヤーが勝者となります。
ダイス勝負を行なうテーブルは、以下の3種類があり、
それぞれ必要な役=勝利条件が異なります。

・テーブルA:3個以上、ゾロ目がそろっていること
・テーブルB:4個以上、目が連続していること
・テーブルC:5個の合計が、11以下であること


まず、プレイヤーは5個のダイスを一斉に振り、
他の人には見えないように隠しながら、出目を確認します。
その後、勝負したいテーブルを決定し、
A・B・Cのカードを裏向きに出して密かに決定します。
例えばゾロ目を多く振ったならテーブルAを狙うべきですし、
5個の合計値が小さいならテーブルCが良いでしょう。
各テーブルには賞金カードが配られているので、
戦略によっては、出目を無視して、
より高額のテーブルを選ばなければならない
局面もあるかもしれません。
その後全員一斉にカードを公開し、誰がどのテーブルで勝負するかを明らかにします。
誰かとテーブルがかぶったら、より強い役を振った者が勝利。
逆に誰も自分のテーブルに来なければ、役を成立させさえすれば賞金カードを得ることができます。
テーブル選びの時点から、すでに駆け引きは始まっているわけです。

このゲームのおもしろいところは、ダイスの振り直しができることです。
1投目で狙った役を出せなくても、各プレイヤーは2回まで(合計3回)、ダイスを振ることができます。
この時、振り直すダイスは任意に選ぶことができ、全部振り直してもいいし、
例えばテーブルAに賭けていてゾロ目が2個出ている場合、
その2個を残して他の3個だけ振り直すこともできます。
つまり、1投目で役が作れなくても、振り直して合計3回までに役を満たせばよいわけです。

自分と同じテーブルにライバルがいたら、単に役を作るだけでは勝てないかもしれません。
ライバルよりも、さらに強い役を振る必要に迫られます。
同じテーブルに賭けているプレイヤーは、全員一斉に1投目のカップをオープン!
そこで他者の出目を確認しながら、
「どのダイスをキープし、何を振り直すか」をまたも一斉に決定します。
こうして3投目まで繰り返していくのです。
ただし、3つのテーブルには、それぞれ役の強弱があります!
これが、このゲームの緊迫感を高めているのです。

・テーブルA:ゾロ目の個数が多いほうが強い。
       個数が同じ場合はダイス目の大きいほうが強い。
       例 弱666/4444強   弱5555/6666強
・テーブルB:連続する個数が多いほうが強い。
       個数が同じ場合はダイス目の大きいほうが強い。
       例 弱1234/12345強  弱12345/23456強
・テーブルC:合計値が少ないほうが強い。
       合計値が同じ場合は、1をより多く出したほうが強い。
       例 弱11223/11133強


つまり、ライバルがいるテーブルでは、役の条件を満たすだけでなく、
より強い役を振らなければ勝つことができません。
こうして白熱のダイス・ロールの饗宴が起きるわけです。

さらに勝負を熱くさせるのが、チップでしょう。
スタート時に3枚持っているチップは、通常3回までのダイス・ロールを行なった後、
それでもまだ振り直したい時に、1枚支払うことでエクストラ・ロールが可能になります。
チップは賞金カードで増やすこともでき、特に、
次に説明する対決カードによる直接勝負の際に重要なカギとなります。

対決カードとは、「すでに他者が獲得している賞金カードを指定して、
勝負を挑むことができるもの」です。
例えばトップから高額の賞金カードを奪うことができれば、
逆転も夢ではないという、まさにドラマチックな展開を巻き起こす熱いカード。

チップも対決カードも、通常の賞金カードと同様に各テーブルに配られ、
どちらも優勝するには欠かせないカード。
ゲームのどのタイミングで、これらの特殊なカードをゲットするか。
これもこのゲームの緊迫感を煽るギミックといえるでしょう。

『シンシナティ』はこのように、プレイヤーのダイスの運はもちろんながら、
どのテーブルを狙うか? 誰を追い落とすか? チップをどこで使うか? などなど、
ゲーム中に様々な駆け引きが必要となる作品です。
本場のカジノさながらの盛り上がりが、プレイヤーのみならず、
ギャラリーをも巻き込むこと必至の、ダイス・ロール・ゲームの傑作です。

<番組の見どころ>
ダイスが運命を決めるのではない。人の意志がダイスを動かすのだ!

今回の見どころは、
各プレイヤーのダイス・ロールに尽きるでしょう。

上記のゲーム紹介でも少し触れた通り、
このゲームのポイントは、
「ライバルより強い役を振れるか?」に
かかっています。そして、
より強い役を作るためにチップをどこで使うか?
あるいは対決カードを獲得した時、
誰のどの賞金カードに勝負を挑むか?
といった戦術にも注目してください。
各局面で、それぞれのプレイヤーに
「出したいダイス目」があるわけですが、
彼らを見事それを振り切れるか?
はたまた残念な結果に終わってしまうのか?
みなさんもプレイヤーの気分になって、
一喜一憂してください。

また、ダイスを振る際の、プレイヤーたちのスタイルもポイントです。
確率分析を軸に冷静着実にダイスを振る人、運頼み、神頼みの人、
戦況を忘れてつい熱くなってしまう人などなど、
5人のプレイヤーの個性的なスタイルも楽しめるでしょう。

やはりここ一番の勝負どころでは、ダイスを振る者の意地というか、
意志が運命を決めるのではないでしょうか。
競り合っている者たちの、勝負ダイスに賭ける思いの強さが、明暗を分けるような気がします。

各プレイヤーが、どのような名(迷?)勝負を見せてくれるか。
ダイスが生み出すドラマを満喫してください!





#5『スコットランドヤード』
第5回(2008年6月7日、14日) 『スコットランドヤード』
<出演者>いとうせいこう / 宮野洋美 / 犬山イヌコ / ロバート・ハリス
       / 山田五郎 / 双六屋カゲゾウ(オフィス新大陸)


<ゲーム紹介>
残された時間はあと24時間……。怪盗と刑事たちの知恵比べの結末は!?

このゲームでは、プレイヤーの1人が怪盗Xとなり、
残りのプレイヤーが5人の刑事を務めます。
怪盗も刑事も、ゲームボード上に散りばめられた
マスからマスへと移動し、
・怪盗Xは、24時間(24ターン)、逃げ切れば勝ち。
・刑事たちは、それまでに怪盗Xのいるマスに移動するか、
 包囲すれば勝ち。

という勝利条件を目指します。

1983年のドイツ年間ゲーム大賞に輝いたこのゲームには、さすがというべきか、
他に例のないユニークですばらしいシステムが埋め込まれています。
その1つが、緻密な計算の上に作られた移動ルールです。
怪盗も刑事側も、移動には地下鉄(赤)・タクシー(白)・バス(緑)のチケットを使います。
ゲームボード上のマスには、重複のない1~199までの数字が記され、
赤・白・緑に塗り分けられています。
また、それぞれのマスから、各交通手段のルートが伸びています。
マスの中には、すべての交通手段(赤・白・緑)を使えるものもあれば、
タクシーのみ、地下鉄とバスだけ、というように変則的なマスもあります。
怪盗も刑事も、自分が今いるマスから利用できる交通手段を選び、
そのチケットを使って移動するのです。

もう1つの特徴的なルールが、
「霧にまぎれる怪盗X」のルールでしょう。
このゲームでは、当然ながら追跡が重要な要素になりますが、
刑事側が追うべきXのコマが、
通常はゲームボードに置かれていないのです!
怪盗は、3,8,13ターン……というように、
ゲーム中の一定ターンにだけ、
ゲームボード上に自分のコマを置きます。これが“出現”です。
その後、刑事側の手番が一巡したら、
Xのコマはボード上から取り除かれてしまいます。
再び出現ターンが回ってくるまで、Xは隠れたままになるのです。
霧深きロンドンを舞台にしたテーマ性を、
巧みにゲーム・システムに取り込み、表現しているといえるでしょう。
ただし、怪盗Xは記録盤を持って、毎ターン、
逐一自分の移動先のマスの数字を書き込まなければなりません。
そして移動に使った交通手段のチケットを、記録盤に重ね置きして刑事たちに伝えます。

ここまで読んだだけで、推理やXの追い詰め方がわかった方は、
とてもゲーム・センスの高い方ですね。Xが出現したら、そのマスをしっかりチェックして、
出現の直後に使った移動チケットと照らし合わせれば、
ある程度、移動先を絞り込むことができるのです。
例えば、Xがタクシーとバスだけが使えるマス(白と緑のマス)に出現し、
直後のターンでバスチケットを使えば、
「出現マスからバスで移動できるいずれかのマスにXがいる」と推理できるわけです。
あるいは、Xがタクシーしか使えないマスに出現したら、当然、
その後の移動先は出現マスに隣接したどこか、ということになります。

しかしそれだけなら、時間さえかければXを捕まえることができそうです。
でもそこは、ロンドンの闇に名を轟かせ、ヤード(ロンドン警視庁)を手玉に取る怪盗Xですから、
ぬかりはありません。Xにだけ、特別な移動チケットが用意されています。
1つはダブルムーブ・チケット。刑事側は、1手番に1回しか移動できませんが、
Xはこのチケットを使って2回連続で移動することができるのです。
刑事たちに包囲されそうな時に使うと、非常に有効なチケットといえるでしょう。
もう1つはブラックチケット。これは、地下鉄(赤)・タクシー(白)・バス(緑)のいずれとしても使え、
つまりは交通手段を隠すことができるもの。
刑事たちの推理の要は、「出現後に、Xがどの移動手段を使ったか?」になるので、
ブラックチケットを使うと逃走が非常に有利になります。
また、このチケットはゲームボード上のテムズ河を船で渡る際にも使えます。
ブラックチケットのない刑事側は、当然ながら船での移動はできません。
ただし! ダブルムーブ・チケットは2枚、ブラックチケットは5枚しかないので、
Xには特殊チケットのやりくりが求められます。

チケットの枚数といえば、刑事側にも苦労があります。
ゲーム全般を通じて、1人の刑事が使えるチケットは、
地下鉄4枚、タクシー10枚、バス8枚のみです。
補充はできないため、ある種のチケットを使い切ったら、
もうその交通手段は利用できません。
一方、Xは刑事が使用したチケットをもらって逃走に使えるので
(ヤードに内通者がいて、Xは癒着しているのでしょうか?)、
ほぼ無制限に移動できるというルールになっています。

このゲームは非常にうまくできていて、Xが逃げっぱなしになることも、
刑事側が一方的に追い詰めることもできにくくなっています。
バランス調整の勝利といえるでしょう。
Xは一定ターンで出現しなければならないため、それまでうまく逃げおおせていたとしても、
姿を現わした途端に、刑事たちが現場に急行してくるからです。

こうして、Xと刑事の追いつ追われつの展開が繰り広げられていきます。
はたして今回の追跡劇は、どんな形で幕を閉じるでしょうか?

<番組の見どころ>
捜査会議(トーク)では推理百出! 怪盗Xを見事逮捕するのは誰だッ!?

今回の見どころは、
なんといっても刑事たちの推理シーン! 
ロンドン警視庁『The ゲームナイト』分署
所属する5人の刑事たちは、
思う存分、捜査会議(トーク)で推理を披露し、
また逮捕までの過程を提案して、
ゲームを盛り上げています。
怪盗の心臓を止めかねないズバリの名推理を
展開する刑事もいれば、
まったく見当はずれの意見を言う刑事もいたり……。ある刑事はこのゲームのセオリーを知ってか知らずか、見事な尾行を披露してくれています。
Xの逃走ルートをピタリと読みきっていた証拠ですね。

5人が刑事になりきって、ボードを食い入るように見つめてXを追う様、
そしてその過程で埋まれる珍捜査会議(?)をぜひお楽しみください!

往年の大刑事ドラマ『太陽にほえろ』よろしく、刑事たちがあだ名で呼び合うのもお約束。
時折飛び出す老眼デカヒゲさんデカ長などなど。
どれが誰につけられたあだ名か? それもOAをお楽しみに♪

今回は、我がスタッフのスゴ六こと、
双六屋カゲゾウが怪盗X役を務めています。
彼の演技か素顔か!? 多彩な表情や仕草にもご注目!
また、再放送(6/14)前後に更新される予定の、
彼のスタッフルームもぜひご覧ください。

X役カゲゾウ先生の裏話が読めるのは、
もちろんこのサイトだけ!





#4『ピラニアペドロ』
第4回(2008年5月24日、31日) 『ピラニアペドロ』
<出演者>いとうせいこう / バカリズム升野 / 加藤理恵/ みうらじゅん / バカタール加藤


<ゲーム紹介>
酔っぱらいのペドロを待ち受ける数々のワナ!

脳天気な性格と酒好きが災いしたか、
気づいてみたらペドロは1人、河の中州に取り残されていた。
周囲には獰猛なピラニアや、河の急流など危険がいっぱい!
プレイヤーは全員でペドロを誘導しながら、
その実、誰かをワナに陥れて敗者を1人作り上げるという、
ドキドキのゲームです。

プレイヤーは村・滝・森・太陽の4つの方角と、
それぞれに1~3歩、ペドロを進めるカードを持っています。
カード内容は全員同じ。これらのカードを使ってペドロを移動させます。
また、カード以外に石を4つ持ってゲームスタート。
ペドロが河のマスに移動する時は、手元から石を出して足場にしなければなりません。

このゲームのキモは、ペドロを動かす前に、
全員一斉にカードを選んでプロット(伏せて出す)しておくことです。
全員がカードを出したら、スタートプレイヤーから順にオープンし、
ペドロを移動させます(実際のルールでは、カードも全員一斉にオープンしますが、
番組のように順番に開けてもおもしろいでしょう)。

ただし、以下の状況になってしまったら、1アウトです。
・ペドロが河マスに移動したのに、石が足りずに足場を作れない
・ペドロがピラニアのマスに移動してしまった
・ペドロがゲームボードの外に出てしまった


カードはペドロの移動前に出しておかなければならないので、
自分より手番の早いプレイヤーがペドロをどのように動かそうとしているか?
その読み合いがとても重要であり、同時に、このゲームが最も盛り上がるシーンでもあります。
ペドロがピラニアの近くにいる時、ゲームボードの端にいる時には要注意!
前のプレイヤーは、きっとあなたをアウトにさせようとワナをめぐらせているに違いありません。
ただし、スタートプレイヤーは毎ラウンドずれていくので、さっきは一番手だったプレイヤーも、
次のラウンドでは最後に手番を行なうことになります。

こうしてラウンドを繰り返し、誰かがアウトになったら、全員石を補充します。
カードには方角と歩数以外に、石マークが描かれたものがあります。
誰かがアウトするまで使わずに、手元に残していたカードの中に、
石マークがあれば、その個数分だけ新たに石を補充できるのです
(1/2の石マークは、カード2枚で石1つ補充できる)。

この石の補充も駆け引きのポイント。
石マークは、3歩動けるカードには描かれておらず、
逆に1、2歩動けるカードには必ず石マークが描かれています。
補充は、“使わずに手元に残したカード”から。
つまり、大胆に3歩のカードをたくさん使っていれば、より多くの石をもらえますが、
1、2歩ずつ慎重にペドロを動かしていると、石の補充が難しくなるのです。
良くできたゲームシステムですね。

そして、誰かが2アウトになったらゲーム終了!
一見、全員が協力してペドロを助けようとするゲームのようですが、
実際には、誰かを2アウトに追い込み、負けを1人だけ決めるゲーム。
果たして、今回ワナにハメられるのは、どのプレイヤーでしょうか!?

<番組の見どころ>
見かけによらない!? トークに隠された心理戦!

シンプルなルールと、ユーモラスなゲームの
雰囲気に騙されてはいけません。
このゲームの醍醐味は、プレイヤー同士が
相手の心理や読みを見抜く駆け引きにあります。
おとなしそうなプレイヤーが、
実は危険ぎりぎりのところまでペドロを進めていて、
次の手番プレイヤーを追い詰めようとしたり……。
逆に軽妙なトークで場を盛り上げておきながら、
とても慎重に動いていたり……。
プレイヤーたちがどこでホンネを吐露し、
どこでライバルを邪魔しに仕掛けているのか?
そのやり取りも楽しんでください。

石の使い方にも注目です。ペドロが河マスに移動するには、足場となる石が必要です。
でも、石を温存することに気を取られすぎると、1歩ずつ進むしかなくなり、
結局、誰かがアウトした時に石の補充で出遅れます。
大胆に3歩動き、さらにまだ石が置かれていない河マスへ出て行ったりするなど、
他のプレイヤーを大混乱させるハプニングをお見逃がしなく!

こうしたゲーム面だけでなく、今回は、
いとうせいこうさんと仲の良いみうらじゅんさんが参加して、
トーク面でも普段とは変わった雰囲気を作っています。
まあ、時に本筋から脱線することもありますが……。
プレイヤーたちのトークの応酬もお楽しみに!






#3『ラミィキューブ』
第3回(2008年5月10日、17日) 『ラミィキューブ』
<出演者>いとうせいこう / バカリズム升野 / 加藤理恵 / 橋井達介


<ゲーム紹介>
めまぐるしく変化する数の列と集合! 数字の謎を制するのは!?

元々、「ラミィ(rummy)」とは、
同じ数や同じ色(または種類)のカードを集めたり、
役にするタイプのゲームの総称です。
トランプにも、ラミィに属するゲームがたくさんありますから、
知っている方も多いでしょう。
この『ラミィキューブ』でも、
数字と色をそろえて役を作っていきます。
このゲームではカードではなく
赤・青・オレンジ・黒の4色のタイル群があり、
それぞれ1から13までの数字が2セット、
さらにジョーカーが1枚ずつあります。
これら、106枚のタイルを使って、ゲームを行ないます。

各プレイヤーは最初の手持ちとして、シャッフルされたタイル14枚を持ってゲームスタート。
自分の手番には、“役を作って場に出す”か、“山から1枚引く”のどちらかのアクションを行ない、
これを繰り返して、一番早く手持ちのタイルをなくした人が勝ち! というシンプルなゲームです。
誰かが上がった時、他のプレイヤーの手元に残った数字がマイナス点となり、
順位がつけられます(ルールは、世界大会から日本大会、ハウスルールまで様々ありますが、
番組では「1位以外はマイナス点」ルールを採用しました)。

ゲームのカギを握る役は、大まかに分けて2種類。
・ラン:同色で、連続した数字タイル3枚以上の役
・グループ:同じ数字で、すべて色が異なる3枚か4枚の役
プレイヤーは自分の手持ちのタイルで上記の役を作れれば、場に出してなくすことができます。
各自が最初に出す役は、「数字の合計が30点以上なければならない」という縛りがありますが、
2回目以降は自由にタイルを出すことができます。
それぞれの役が場に出始めると、ゲームが劇的に変化していきます。
なぜなら、上記の役に加えて、
このゲームではアレンジという役の分解や付け足しができるからです。

アレンジの種類も、大まかに2種類あります。
・ジョイント:すでに場に出た役に、自分のタイルをつけること
・セパレート:すでに場に出た役を、分解したり組み替えること
このアレンジこそ、このゲームの醍醐味であり、またプレイヤーたちの腕の見せ所でしょう。
つまり自分のラックの中では役になっていなかったタイルが、場の役にジョイントされたり、
ある役をセパレートすることで“使えるタイル”になることがあるのです。
それもしばしば、こういうシーンが発生します。一度場に出された役は、
「3枚以上で構成され、何らかの役になっている」という条件さえ満たしていれば、
文字通り自由にアレンジすることが可能です。
例えば、青の1,2,3のランとして場に出されたタイルたちが、
いつの間にか別のランやグループに分解されたり、
組み替えられていく様は、まるで数字の神秘を見るようで、鮮やか、かつ爽快なもの。
こうしたアレンジをひらめいた瞬間には、脳の、
普段は使っていないある部分が目を覚ますような、独特の快感を味わえることでしょう。

<番組の見どころ>
いとうせいこうさんの目線で、視聴者もゲーム参加!

今回の見どころは、なんといっても
「場に出された役の変化の妙」です。
手持ちのタイルをジョイントしたり、
すでに場に出た役をセパレートすることで、
以前とはまったく役が出現する。
こんな、マジックにも似た感動が、
番組の随所に出てきます。
視聴者のみなさんも、
ぜひプレイヤーの立場になって、
あれこれと手を考えてみてください。

今回は、いとうせいこうさんの目線で
番組が構成されています。
いとうせいこうさんの手持ちタイルが
常に画面上に表示されているので、
場の状況に合わせて、
「自分だったらこんな役を作る」、
「あっ、そんな手があったか!」と
プレイヤーの立場で
試行錯誤するのも楽しいでしょう。
自分以外のプレイヤーが出した役を使ったり、
自分の役を誰かに利用されたり……。
ゲームシーンでは、場に出た役と
それぞれの思惑がからみ合う様も、
ぜひお楽しみください!





#2『マンハッタン』
第2回(2008年4月26日、3日) 『マンハッタン』
<出演者>いとうせいこう / ロバート・ハリス / バカリズム升野 / 中里真美


<ゲーム紹介>
超高層ビル戦争勃発! 摩天楼にこだまする勝者の高笑い!

プレイヤーは世界のビル王を目指して、
フランクフルトやマンハッタンなど世界の6大都市に、
できるだけ高く、多くのビルを建てることが目的のゲーム。
全4ラウンドの間に得点を重ね、
最も得点の多いプレイヤーが勝者となります。

プレイヤーは24個のビルコマを持ってゲームスタート。
ビルコマには1階~4階までの高さがあり、
どのラウンドで、どのコマを、どの都市の、
どのマスに置くかが勝利へのカギになります。
ただし、ビルは好き勝手に建てることはできません。
6つの都市のどこを選んでも構いませんが、
その都市のどのマスにコマを置けるかは、
建設カードによって決められるのです。

ゲームボードの各都市は3×3の9マスに分けられていて、建設カードにも3×3の9マス
描かれています。ただしカードのほうは、そのうち1マスだけ赤く塗りつぶされていて、
この赤マスが示す位置にビルコマを置けるのです。
ユニークなのは、「プレイヤーはゲームボードの四辺(東西南北)に正対して座ること」という、
このゲームならではのルールでしょう。このルールによって、同じカードでも、
プレイヤーが座る場所(辺)によって、ビルコマを置けるマスが異なります。

例えばゲームボードを南側から見ている場合。
南側に座るプレイヤーが、“右上に赤マスのカード”を使えば、
都市の右上のマスにビルコマを置けます。
しかし真正面(北側)に座るプレイヤーが同じカードを使うと、
(南側から見て)都市の左下のマスにコマを置くことになります。
このように、ビルコマを置けるマスは、建設カード次第なのです。
文章では少しややこしそうですが、実際はまったくそうではありません。
放送を観れば、とても簡単なルールなのがわかるでしょう。

ゲームが進むにつれて、ゲームボード上にどんどんビルが林立していきます。
ただし得点できるのは、各ビルの最上階を所有しているプレイヤーだけなので、
他人のビルの最上階に自分のコマを乗せる“乗っ取り”が、重要な戦い方になります。
でも、狙ったビルと同じマスに対応するカードがなければ、乗っ取ることはできない。
このジレンマも、このゲームの大きな魅力なのです。

こうして全員が6個のビルコマを置き切ったら、そのラウンドが終了。
世界一ビルのオーナーには3点、各都市で一番高いビルのオーナーには2点、
そして自分が所有するビル1棟につき1点ずつが入ります。
これを4ラウンド分繰り返し(つまりビルコマを24個使い切ったら)、ゲーム終了。
最も多くの得点を稼いだプレイヤーが勝者です!

10階以上の超高層ビルであろうが、1階建の平屋であろうが、オーナーはオーナー。
乗っ取り経営で他人のビルを奪うもよし、多棟経営で手広く得点を狙うもよし、
超高層ビルでボーナス得点を狙うもよし。
シンプルながら、多彩な戦略を受け入れてくれる、懐の深いゲーム。
1994年の“ドイツ年間大賞”を受賞したのもうなずける名作です。

<番組の見どころ>
マンハッタン史上初!? セオリーを覆す大事件とは!?

4人のビルオーナーたちが、
“世界のビル王”の覇権を賭けて激突!
おのおのの個性に合わせて、
各自の戦略もくっきりと分かれ、
天高く伸び行くビルとともに、
ゲーム展開もヒートアップ!
どんなボードゲームにも、
「プレイヤーのスタイル=人間性」が
色濃く出てしまうもの。
前回の『キャッシュ&ガンズ』と同様に、
今回も出演者のみなさんの素顔(?)が表われて、自然とミョ~なニックネームで呼び合う展開に。
こんな風に、親近感やコミュニケーションを深めていけるところも、
ボードゲームの魅力であり、今回の見どころです。

「I香港!」を旗印に、世界を牛耳ろうとするのは誰か!?
「お前のビルは俺のもの!」と、アグレッシブな乗っ取り戦術で獲物を捕らえる悪徳オーナーは誰か!?
それに対抗するやり手●●社長に、ひっそりと漁夫の利を狙う■■社長たちの戦いは……。

それぞれの欲望がMAXに達した時、
ゲームの定石を覆す、驚天動地の大事件が発生!?
世界で最も高い場所からライバルを見下ろし、
最後に高笑いするのは……。すべての顛末は放送にて!





#1『キャッシュ&ガンズ』
第1回(2008年4月12日、19日) 『キャッシュ&ガンズ』
<出演者>いとうせいこう / ロバート・ハリス / バカリズム升野 / 中里真美
       / 双六屋カゲゾウ(オフィス新大陸)


<ゲーム紹介>
ギャングVS潜入捜査員! 権謀渦巻く心理戦に勝つのは誰だ!?

『キャッシュ&ガンズ』は、銀行を襲ったギャングたちが、
互いに銃を向けあって相手を蹴落とし、
目の前に積まれたカネをより多く奪い取ったものが勝つという、
スリリングなゲーム。
各プレイヤーは8枚の弾丸カード(実弾3枚、空砲5枚)を使って、
ライバルたちと様々な駆け引きを繰り広げます。
「銃で撃たれた者、脅しに屈して勝負を降りた者に、
カネを得る資格はない!」これがギャングの掟。
時には、実弾を込めて相手を撃ち倒したり、
あるいはハッタリの空砲で相手を脅したりしながら、
少しでも自分の取り分を増やすため、
激しく愉快な争いが巻き起こるのです。
基本的には、ゲーム終了時に最も多くのカネを獲得したプレイヤーが勝者になりますが、
実は大きなギミックがしかけられています。
それは、ギャングたちの中に、1人だけ、警察の潜入捜査員がまぎれ込んでいること。
捜査員の勝利条件はギャングとは異なり、正体がバレないように、
警察本部に応援要請の電話を3回かけ、ゲーム終了まで生き延びることです。
はたして、最も多くのカネを手にするギャングは誰か!? そして、潜入捜査員は誰なのか!?
ギャングは捜査員の正体をつかめるか? 捜査員は無事、捜査本部に電話をかけられるのか?
すべては、観てのお楽しみです!

<番組の見どころ>
ギャングになる!? 捜査員になる!? 一緒にゲームを楽しんでください!

今回、このゲームを遊んだのは、
鋭いゲームセンスとトークで場を攪乱する
いとうせいこうさん
生来のギャンブラー魂で勝負どころを狙う
勝負師ロバート・ハリスさん
持ちネタ同様クレバーな立ち回り見せる
バカリズム升野英知さん
女の勘と武器を活かして(?)
大胆なプレイを披露する中里真美さん
そしてゲームの熟練度で対抗する(はずだったのに、
緊張のあまり実力を発揮できなかった?)オフィス新大陸の双六屋カゲゾウ
このひと癖もふた癖もあるギャングたちが、さながらタランティーノ映画のように
丁々発止のトークをぶつけ合い、銃を突きつけ合い、ゲームはヒートアップします。
大きな見どころは、やはり「誰が一番多くカネを集めるのか?」
みなさん、軽妙さの中にも凄みあり、ブラフの中にも本音ありと、
ライバルたちを、そして視聴者のみなさんも翻弄してくれます♪
もう1つの大きな見どころは、「潜入捜査員は誰なのか?」
各ラウンドの最後に、テーブル下で回される1枚の電話カード。
秘密裡にそれを裏返して捜査本部に電話をかけ、ギャングを一網打尽にしようとしているのは誰か!?
プレイヤーとともに、みなさんも画面の中に入り込んで、一緒にゲームを楽しんでください!




HOMETheゲームナイトイベントご購入方法カタログご注文ボードゲームとはQ&A
About usプライバシーポリシー募集リンクお問い合わせ